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「元気」ってどんな状態??

こんにちは!
リハビリセンター高島平 理学療法士の舩越です。
今日もゴルディロックスのブログを覗きに来て下さりありがとうございます♪

 

 

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2月に入りましたね!
今年の東京は暖冬、なのでしょうか。
比較的穏やかで暖かい日が続いています。

ただそんな中でも「冬!」と痛感するような寒い日が時折きたり。

 

人間の体は、できるだけ体温や体の状態を一定に保とうとする働きがあります。

 

変化に対し適応できる力がもともと備わっているということになるのですが、
この対応をするためには
真逆の働きをする神経へ切り替えないといけなかったり
エネルギーを大きく使うことになったり

心身にとっておおきな負荷になるんですね。

 

今年の冬は寒暖差が大きいのでこの影響を強く感じやすいかもしれません。

 

なのでもし
「なんか今年の冬は調子が悪いなあ」とか
「疲れが全然取れないなあ」とか
感じておられる方がいたら、

今年独特の気温差のせいかもしれないなと思うと
気が楽になるかもしれませんね。

 

そして、こういう話をするといつも思うのですが。

日本に住んでいる限り、どうしてもこの天候や気温の変化とは付き合う必要が出てきます。
夏や冬だけが大変なのではなく、春や秋だって天気や気温が不安定です。
台風も来るし、火山も多くて地震も多い。暑いし寒い。晴れるし雨や雪は降る。

 

海外には、ある程度一定の気候で保たれる地域もあります。
万年雪の地域もあれば、万年熱帯の地域もあります。
そんな地域の方から見れば、
これだけ日々変化する土地に住んでいるということは
ある意味すごいことに見えるかもしれません。

 

いや、すごいことだと思います。

 

つまり、日々日本で過ごしているだけですごいんです。
当たり前のことだけれど、当たり前だからこそ見過ごしがち、ですよね。

 

 

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「元気」という言葉。

私は最近、この言葉のとらえ方に変化が出てきました。

これを読んでいるあなたは「元気」という状態はどんな状態だと思いますか。

全く病気もない状態でしょうか。
痛いところが全くない状態でしょうか。
心が前向きな状態でしょうか。
悩み事が全然ない状態でしょうか。
明るく笑顔な状態でしょうか。

 

以前の私は、こんな状態を「元気」だと思っていました。

でもちょっと違うんだな、と最近は思っています。

もちろん、上記のような状態なら万々歳でしょう。
でもそんな完全無欠な人なんて、この世にいるんでしょうか。

一瞬、ひととき、ならそんな状態もあるかもしれません。
「今この一瞬は痛みもなく、気持ちも前向きで、最高だ!!」みたいな一瞬。
でもそれは長くは続きません。

 

 

「元気」は「元の気」と書きます。
以前の私は「元気」とは「プラス」の状態だと思っていました。
でもおそらく「元気」とは「プラスマイナスゼロ」の状態なのかもしれません。

個人的に「プラスマイナスゼロの状態なんてつまんない!!!」と思っていましたが、
「でも本当につまらないのか?」と考えて、ちょっと自分で実験してみたりしました。

 

例えばストレスや疲れがたまったとき。
以前なら「おいしいものいっぱい食べてやる~!!」とか
「カラオケで夜通し歌ってやる~!!」とか
刺激でごまかす、みたいな解消をしていた時期があったのですが、

そこを「敢えて静かな場所で温かい飲み物飲みながらジッと過ごす」とか
「ひたすら寝てみる」とか
刺激でごまかさない方法を試してみました。

あとはノートなどに書きまくる、もいい手段と言われています。
心や頭の中がザワワっとしてるときは、
不満やストレスが自分の中に「過剰」になっているとき。
それを思い切りノートに書きだすことで、吐き出す。
他人に聞いてもらうのも一つですが、相手もしんどくなりがちです。
ノートなら文句は言いません。

 

思いつく限り試してみました。
個人的な感覚でいうとプラスマイナスゼロの状態って、
とっても「穏やか」だなということ。

 

穏やかな状態に近づくと、
身の回りの小さなこと、ささやかなことにも気が付くようになります。

 

あれ、こんなとこにこんなものがあったのか。
あれ、この人はこんな配慮をしてくれていたのか。
この人はこんな言葉をかけてくれていたのか。
この食べ物って、味付けしなくてもこんなにおいしいのか。

 

刺激でごまかしていた日々では気づけなかったことに気付けて、
なんだかウルウルしてきたりします(笑)

 

ささやかなありがたみに気付けるくらい、穏やかな状態
それが「元気」。
痛みはあっても、ちょっと調子が悪くても、大丈夫なんです。

 

 

で、不思議なことに。
穏やかな気持ちに近づけると、痛みの感受性も低くなってきます。
「多少痛いけど、まあいっか!」
良い意味であきらめると、痛みが軽くなったりすることもあります。
不思議ですけど、よくあります。

 

「病は気から」
で片付けすぎるのもよくないですが、でも本当にそうだと思うことが多々あります。

 

もし今、ネガティブな気持ちでいっぱいになっていたら。
ポジティブじゃない自分にもどかしさや苛立ちを覚えていたら。
ひとまず「プラスマイナスゼロ」に近づけたら万々歳
むしろそれが「元気」
それが「健やか」への第一歩、なのだと私は思います。

 

 

 

…なんて!
私もまだまだ自分の心身で実験中ではありますので
「これは簡単でやりやすい!」という方法を模索して
周囲の人にお伝えできればなと思っています。

 

みんなが「元気」になりますように!

 

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ということで、ここまで読んでくださりありがとうございました♪
また次の記事でお会いしましょう~!

リハビリセンター高島平 舩越

 

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